2011.04.04
プラム工芸/靴べら
[ 貞セレクト ]
貞が出来上がる前の事。
家で使いたい靴べらを探していました。
なかなか気に入るものがなく、どんな感じのものが良いのかも
分からないでいました。
ある催事で、職人が木を削っている姿が見えたので、
近寄っていくと、靴べらでした。
その靴べらは、とても繊細に見えたけれど、
非常に凛としていて、細部にわたり本当に
きれいなシルエットで、触った時の
心地よさはすごい!の一言だった。
「斧折樺 オノオレカンバ」
岩手北上山系の標高500M以上の山肌に根を張る堅木で作られているので
細いシルエットでも丈夫なこと、長く使いこむと飴色にかわっていくことを、
職人に教えて頂きました。
その場で購入しました。
当然、貞で販売しようと決めました。
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